外壁と屋根の同時塗装|費用とメリットを解説
公開: 2026-07-05 更新: 2026-07-05
この記事の結論
外壁と屋根を同時に塗装すると、共通してかかる足場代を一度にまとめられるため、別々に施工するより総額を抑えやすくなります。劣化のタイミングが近い場合は同時施工が合理的です。
外壁塗装と屋根塗装は、どちらも足場を必要とします。同時に行うことで足場代を一本化でき、コスト面のメリットがあります。ここでは、同時塗装の具体的なメリットと費用の目安、そして気をつけたい点を整理します。
同時塗装のメリット
外壁と屋根を別々に塗るより、まとめて施工するほうが有利になる理由は主に次の通りです。
- 足場代を一度にまとめられる:足場は外壁塗装でも屋根塗装でも必要になり、総額の2割前後を占めることが多い費目です。別々に頼むと足場を2回架けることになりますが、同時なら1回で済み、その分の費用を節約できます。
- 工事期間・立ち会いの手間が一度で済む:塗装工事の間は近隣への配慮や在宅の調整が必要になることがあります。同時施工なら、こうした負担をまとめて一度で済ませられます。
- 家全体の見た目が整う:外壁と屋根を同じタイミングで塗り替えると、家全体の色や質感がそろい、仕上がりに統一感が出ます。
- 将来の塗り替え計画を立てやすい:外壁と屋根の塗り替え時期をそろえておくと、次回以降もまとめて計画でき、長期的なメンテナンスの見通しが立てやすくなります。
特に足場代の節約効果は大きく、これが同時塗装が選ばれる最大の理由です。
同時塗装の費用目安
同時塗装の費用は、外壁塗装費に屋根塗装費を加え、そこから重複する足場代を差し引いたイメージになります。屋根塗装のみの費用は、屋根の面積や塗料によって幅がありますが、外壁とあわせて足場を共有できる分、単純な足し算より総額を抑えやすくなります。
具体的な金額は、坪数・屋根の形状・屋根材の種類・塗料グレードによって変わります。たとえばスレート屋根と金属屋根では適した塗料が異なり、費用にも差が出ます。正確な総額は現地調査を経て決まるため、まずは無料のシミュレーターで外壁と屋根を含めた目安を確認し、そのうえで見積もりを取ると比較しやすくなります。
見積もりを取る際は、外壁・屋根・足場・付帯部の費用が項目ごとに分かれているかを確認しましょう。内訳が明示されていれば、同時施工による足場代の節約効果も読み取れます。
注意点(劣化タイミングの違い)
同時塗装は合理的な選択ですが、いくつか気をつけたい点もあります。
もっとも大きいのが、外壁と屋根で劣化のタイミングが必ずしも一致しないことです。屋根は日差しや雨風を直接受けるため、外壁より早く傷むことがあります。逆に、外壁だけ先に劣化が進んでいるケースもあります。片方がまだ塗り替えを必要としない状態なのに、無理にそろえて同時に塗ると、かえって早めの出費になってしまうこともあります。
判断のポイントは、両方の劣化状況を点検してもらったうえで、時期が近いかどうかを確かめることです。屋根は自分では状態を確認しにくい場所なので、外壁の塗り替えを検討するタイミングで、あわせて屋根も点検してもらうとよいでしょう。両方とも塗り替え時期が近ければ、同時施工のメリットを活かせます。時期が離れている場合は、それぞれの適切なタイミングで塗るほうが結果的に無駄がないこともあります。
同時にするかどうかは、節約できる足場代と、まだ使える塗膜を早めに塗り替えるコストを天秤にかけて考えると判断しやすくなります。まずは外壁・屋根それぞれの状態を把握することから始めましょう。
よくある質問
Q外壁と屋根を同時に塗装するとお得ですか?
足場代を一度にまとめられるため、別々に行うより総額を抑えやすくなります。