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助成金

外壁塗装の助成金・補助金の調べ方

公開: 2026-07-05 更新: 2026-07-07

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この記事の結論

外壁塗装は、自治体の住宅リフォーム助成金や省エネ改修補助の対象になる場合があります。ただし制度の有無・金額・条件は市区町村や年度によって大きく異なり、すべての地域に制度があるわけではありません。この記事では、お住まいの地域で使える制度の調べ方の手順と、申請時に一般的に注意したい点を整理します。個別の可否は必ず自治体の公式情報や窓口で確認し、断定的な情報だけで判断しないことが大切です。

外壁塗装の費用負担を軽くする方法のひとつが、自治体の助成金・補助金です。ただし、この制度はテレビCMのように全国一律で用意されているものではなく、市区町村ごとに内容がまったく異なります。「どこの家でも同じように使える」ものではないため、まずは自分の住む地域に制度があるのかを、正しい手順で調べることが出発点になります。この記事では、制度の探し方と申請の一般的な注意点を、断定を避けながら整理します。具体的な自治体名や金額は年度で変わるため本文では扱わず、あくまで「調べ方」に重点を置いて解説します。

外壁塗装の助成金はどういう仕組みか

外壁塗装に使える助成金は、国が全国一律で用意しているものではなく、市区町村(一部は都道府県)が独自に設けている制度が中心です。そのため「どこの自治体にも同じ制度がある」わけではなく、お住まいの地域に制度があるか、今年度も募集しているかを、自分で調べる必要があります。

制度の形はいくつかのパターンに分かれる傾向があります。ひとつは「住宅リフォーム助成」と呼ばれる枠組みで、地元業者による住宅の改修工事を幅広く対象とし、その一部として外壁塗装が含まれるケースです。もうひとつは「省エネ改修補助」で、遮熱塗料や断熱塗料を使う場合に対象となることがあります。ほかにも、空き家の活用や三世代同居、耐震改修とあわせた改修などを支援する制度の一部として、外壁塗装が含まれる場合もあります。いずれも、外壁塗装だけを名指しで支援する制度は少なく、より広い住宅施策の一部として扱われることが多いのが実情です。ただし、これらはあくまで一般的な傾向であり、実際にどのような制度があるか、そもそも制度が存在するかは地域によって大きく異なります。支給額の考え方も、工事費の一部を一定割合で補助する形や、上限額を定める形などさまざまで、一律ではありません。

制度がある地域とない地域があるのは、こうした助成が各自治体の財源や住宅政策の判断によって独自に運営されているためです。「隣の市にはあったのに自分の市にはない」ということも珍しくありません。逆に、これまで制度がなかった地域で新たに始まることもあります。だからこそ、他の人の体験談やまとめ記事ではなく、自分の住む自治体の今年度の情報を確認することが欠かせないのです。

遮熱・断熱塗料と省エネ関連の制度

外壁塗装のなかでも、遮熱塗料や断熱塗料といった「省エネ性能を高める塗料」を使う場合には、住宅リフォーム助成とは別の枠組みで、省エネ改修に関する制度の対象になる可能性があります。夏の室温上昇を抑える遮熱塗料などは、エネルギー消費を減らす改修とみなされることがあるためです。

ただし、これも自治体や年度によって扱いが大きく異なります。対象となる塗料の種類や性能基準が細かく定められていることもあれば、そもそも省エネ塗料を対象とする制度がない地域もあります。「遮熱塗料を使えば必ず補助が出る」というものではないため、興味がある場合は、使いたい塗料の製品名を控えたうえで、その塗料が対象になるかを自治体の窓口で確認するとよいでしょう。国が実施する住宅の省エネ関連の支援制度が、時期によって設けられていることもありますが、これらも要件や実施期間が変わりやすいため、必ず公式情報で最新の内容を確かめてください。

助成金の調べ方の手順

お住まいの地域で使える制度があるかを調べるときは、次の手順で確認するのが確実です。順番に見ていきましょう。

  1. お住まいの市区町村の公式サイトを開く:もっとも信頼できるのは自治体が発信する一次情報です。まずは公式サイトのトップページや「くらし」「住宅」といったカテゴリーを確認します。
  2. キーワードで検索する:「(市区町村名) 住宅リフォーム 助成」「(市区町村名) 外壁塗装 補助金」「(市区町村名) 省エネ リフォーム」といった語で検索すると、該当ページが見つかりやすくなります。
  3. 年度と募集期間を確認する:制度は年度ごとに内容や予算が見直されます。今年度も募集しているか、受付期間や予算の残りはどうかを必ず確認します。
  4. 不明な点は窓口へ問い合わせる:公式サイトで見つからない、あるいは内容が分かりにくい場合は、市区町村の建築・住宅関連の窓口へ電話で問い合わせるのが確実です。

なお、制度は年度ごとに内容や予算が見直され、募集期間が限られていたり、予算に達した時点で受付が終了したりすることがあります。過去にあった制度が今年はない、という場合もあるため、ネット上の古いまとめ情報だけで判断せず、必ず自治体が発信している最新の一次情報を確認してください。まとめサイトの一覧は便利に見えても、更新が止まっていて現状と食い違うことがあります。

申請時の一般的な注意点

助成金を利用する際に、地域を問わず共通して注意したい点があります。もっとも大切なのは、多くの制度で「工事の契約・着工の前」に申請が必要とされる傾向があることです。先に工事を契約したり始めたりしてしまうと、対象外になることがあります。助成金の利用を考えているなら、業者選びと並行して、早めに制度の有無と申請の流れを確認しておきましょう。

申請にあたっては、次のような点が条件になっていることが一般的です。ただし、これらの詳細は自治体ごとに異なるため、必ず各制度の要綱で確認してください。

  • 申請者の要件:その自治体に住民登録があること、税金の滞納がないこと、など。
  • 対象工事の要件:一定の工事金額を超えること、地元の登録業者による施工であること、など。
  • 必要書類:見積書、工事箇所の写真、建物の登記や図面、申請書一式など。

施工実績の多い塗装業者であれば、地域の助成金制度に詳しく、申請書類の準備を手伝ってくれる場合もあります。見積もりを取る段階で「この地域で使える助成金はありますか」と尋ねてみるのもひとつの方法です。ただし、最終的な支給の可否を判断するのは自治体であり、業者が保証できるものではありません。

申請から工事、支給までの大まかな流れは、多くの制度で「制度の確認 → 申請・審査 → 交付決定 → 契約・着工 → 完了報告 → 支給」という順序をたどる傾向があります。ここで見落としやすいのが、交付決定の前に契約や着工をしてしまうと対象外になり得るという点です。工事を急ぎたい気持ちがあっても、助成金の利用を前提にするなら、交付決定を待ってから契約・着工するのが原則と考えておくと安心です。また、工事完了後には写真や領収書などを添えた完了報告が求められることが多く、着工前・施工中・完了後のそれぞれで記録を残しておくと手続きがスムーズになります。ただし、この流れや必要な書類、締め切りは自治体ごとに細かく異なるため、実際の順序は必ず各制度の要綱で確認してください。

注意

「助成金が必ずもらえる」「今契約すれば補助金で実質無料になる」といった説明を前提に契約を急がせる勧誘には注意してください。支給の可否は自治体が審査して決めるものであり、事前に確約できるものではありません。制度の内容は業者の説明を鵜呑みにせず、必ず自分でも自治体の公式情報で確かめましょう。強引な訪問販売への対処は、外壁塗装の悪徳業者の手口と見分け方でも整理しています。

助成金がなくても費用を抑える方法

お住まいの地域に使える助成金がなかったとしても、外壁塗装の費用を無理なく抑える方法はあります。助成金はあくまで負担軽減の選択肢のひとつと考え、なくても納得のいく塗り替えを目指しましょう。

代表的なのが、屋根塗装と外壁塗装を同時に行う方法です。塗装工事では足場の設置費用が総額の2割前後を占めますが、外壁と屋根を一度にまとめれば、足場を架けるのは一回で済み、その分の費用を節約できます。下の図で、費目の中で足場が占める割合を確認してみてください。

図のように、足場は総額の中でも大きな費目のひとつです。将来的に屋根も塗り替える予定があるなら、まとめて実施するほうがトータルで割安になりやすいと言えます。同時施工の判断材料は、外壁と屋根はセットで塗るべき?同時施工のメリットと判断基準で詳しく整理しています。

また、条件をそろえた相見積もりで複数社を比較することも、適正価格で契約するうえで有効です。極端な値引きを狙うのではなく、内訳の妥当性で選ぶ姿勢が、結果的に満足度の高い塗り替えにつながります。費用相場の全体像は外壁塗装の費用相場はいくら?坪数・塗料別の目安と内訳にまとめています。あわせて、初期費用だけでなく塗料の耐用年数もふまえ、「1年あたりのコスト」で考えると、長い目で見て無駄のない選択がしやすくなります。助成金の有無にかかわらず、これらの工夫は誰でも取り入れられます。

本記事について(編集方針と免責)

本記事は、ヌリドコ編集部が公的機関の公開情報や当サイトの料金マスタなどをもとに、一般的な傾向として作成しています。助成金・補助金の有無、金額、対象条件、申請の締め切りや順序は、市区町村や年度によって大きく異なります。本記事では特定の自治体名・金額・要件を断定的に示すことは避け、調べ方と一般的な注意点の整理にとどめています。個別の制度が利用できるかどうか、申請要件を満たすかどうかの判断は行っておりません。実際に助成金を利用する際は、必ずお住まいの市区町村の公式サイトや担当窓口で最新の一次情報を確認し、不明な点は自治体または専門家にご相談ください。

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よくある質問

Q外壁塗装に助成金は使えますか?

自治体によっては住宅リフォーム助成や省エネ改修補助の対象になる場合があります。ただし制度の有無・金額・条件は市区町村や年度によって大きく異なり、すべての地域に制度があるわけではありません。お住まいの市区町村の公式サイトや窓口で最新情報を必ず確認してください。

Q助成金の申請はいつ行えばよいですか?

多くの制度で「工事の契約・着工の前」に申請が必要とされる傾向があります。先に契約したり工事を始めたりすると対象外になることがあるため、業者選びと並行して早めに制度の有無と申請の流れを確認するのが一般的です。ただし個別の締め切りや順序は自治体の要綱で異なるため、必ず公式情報で確認してください。

Q助成金がある業者を選べば必ず受け取れますか?

いいえ。最終的な支給の可否は自治体が審査して判断するものであり、業者が保証できるものではありません。「助成金が必ずもらえる」といった説明を前提に契約を急がせる勧誘には注意し、制度の内容は自分でも公式情報で確かめることが大切です。